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当ブログについて。

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当ブログは『治療院 双和堂』の院長が施術の精度向上の為に行う

合気道の稽古ボディーワーク呼吸動作研究会での感想やまとめを書いています。

師匠の教えの一つに「違うジャンルの事でも共通する身体の使い方であれば間違いじゃない」

というのがあり、”合気との共通項を他のジャンルから見出してきたもの”も書いています。

また、医療や社会で起っている事に関しても書いていけたらと思っています。

☆当院に関する情報やお問い合わせなどは下記 ホームページ からどうぞ。




# by aiki-therapist | 2024-12-31 22:50

太極棒の発勁と締める。

骨盤、恥骨、会陰を締めるという事について色々と思いついたこと。

・インド舞踊の準備から恥骨が締まる、寄るとはどういう感覚か。
 →恥骨を奥、上方にする。(股関節を深くするだけではない)
  恥骨が寄りながら上に引き上がる。
  全体が締まる様に膝を伸ばしていく。(限界が来たら頑張らずに力を抜いて曲げる)
  上半身の姿勢も関係する。(肋骨、横隔膜、頸の位置など)
  尾骨、会陰、恥骨、ももしり界が寄る。
  締めた状態で動けるか。(背骨が自由か)

・準備をした後太極棒の発勁(棒を持たずに)をすると締まって上がっていく。

・太極棒を持って発勁をすると恥骨が寄らない。
 →持つだけで腕に力が入って中心に寄らない。
  持ってる時と持っていない時の違いを感じる。
  いきなり上げずに吸って、弛めて吐いてをする。(肩、肘の力が抜ける様に軸を立てていく)
  力が抜けてくると太極棒の周り(衛気の様な?)を持っているような感覚になる。

・発勁の時に太極棒の下側に重みを感じる。
 →肩、肘に力が入っていると上側に重みを感じる。
  下側に重みを感じていると握らない。(逆に握ると下側に感じない)
  「物体の重みはその最下部にある」という言葉を思い出す。
  
・施術中にも下側を意識して触れる。
 →触れている所は上側の場合が多いので、その場所に捉われずらくなる。(戦わなくなる)
  
・施術も合気も「浮かす」ことから始まる。
 →下側に重みを感じることで浮かすのが楽になる。
  肩、肘の力が抜けることにより頸が伸びて視野が広くなり、光背の意識がでる。

# by aiki-therapist | 2023-11-29 23:58

2023.11.19 (日) 中心塾 城東教室

・座位でロッキングチェア。
 →手の力が抜けていると身体の動きに連動して前後する。
  後頭部を意識する。
  膝上に置いた手の向きを変えて呼吸の変化を感じる。(掌を上や下、小指側をつけるなど)
  毎回肩、肘の力を抜く。

・ロッキングチェアで片足を浮かしておろす。

・座位で左右に重心を移して呼吸。
 →右肺と左肺の呼吸の入り方の変化を感じる。
  横向きで寝っぱなしだとどうなるか。

・前にならえの位置に手を上げて呼吸する。
 →手の向きを変える。(幽霊の手、止まれ!の手)
  止まれ!で親指を曲げるとどうなるか。(指が与える影響の大きさ)

・神様などに捧げるポーズ。
 →指の向き。
  手首の反らし具合。
  指が伸びているか。
  視線。
  肘の向き、位置。
  骨盤、肋骨など身体で上げる。
  両手の引き分け。

・後頭部に手の小指側を当てて肘を上げる。
 →肘が前に向く。(肋骨が締まる)
  後頭部の意識。(手と後頭部で引きと攻め)

<後半>

・相手と接触した時にどうなっているかを見せて頂きました。
 →腹や足の裏までいちいち落としていない。
  (すでに透る身体なので自動でアースされている?)
  しかし、腹や足の裏に落とすのが出来ていないとできない。
  
・座っている段階で既に太ももの前に力が入っている。
 →背骨に呼吸が入っていない。
  (I川さんに噴水で負荷をかけて頂きながら誘導して頂くとマシになった)

・インド舞踊。
 →足先を開いて膝を伸ばしていって寄せる。
  恥骨を奥へ入れる。(膝を寄せた時に恥骨も寄る位置)
  手の甲を腰に当てる。(親指と人差し指で三角を作る)
  全然膝が寄らない、骨盤が開ききっている。

・I川さんに施術の練習をさせて頂く。
 →師匠は触れただけで弛んでくる。
  自分は相手の重みと自分の腕を頸で吊るせていない。
  頸で吊るして軸を伸ばしていく。(伸展になる)


前回腰が反りすぎていたのでそれを修正していたのですが、
肋骨も締まらないと反り腰は治らないのではないかと考えていました。
しかし、そもそも骨盤が締まっていないので何をしてもダメな状態でした。
身体を筒のようにしないと軸を造ったり細くしたりなんて出来ないのだと感じました。


# by aiki-therapist | 2023-11-23 03:38 | 中心塾

基礎の精度。

2023.11.09 (木) 吹田道場 特別講習会

今回は初めに仰臥位での骨盤時計と体操を見せて頂き、
背中の意識が重要であることを教えて頂きました。

最近、仰臥位で骨盤を巻き上げていくのをやっている時に
大腿部の力が入ったままやっていることに気が付き、
足が滑る状況でするとよりそれがわかりやすかった。
そこで、足に力を入れないように巻き上げていく為には骨盤の反る丸める(特に丸める)が
力まず、背骨を一つずつ伝わるように出来ないといけないと感じていた所でした。

その後、「〜〜〜」投げををしようと型を再現しようとすると技にならない
ということを、色々な技で体感させて頂きました。
相手の攻め方(持ち方)に臨機応変に対応するためには、自分の身体が自由自在に
動けないといけないと感じました。

・軸を立てる。
・肋骨を締める。
・肩の力を抜く。
・骨盤時計。
・肩甲骨が自由に動く。(前後)

この中で自分は肋骨が全く締まっていないことに気付きました。
特に弛めて、吐いての時に腰を反る癖に戻ってしまっていました。
肋骨を締めずに弛めていたので腰も反るし腹にも落ちていないことに
気づきました。

骨盤、肋骨のセンタリングや呼吸の隙間の大事さに気付きました。

# by aiki-therapist | 2023-11-16 02:59 | 合気観照塾 吹田道場

吸い込みが課題。

2023.10.19 (木) 観照塾 吹田道場

・(座位)手を両手で挟んでもらい、合気をかける。
  →吸って、軸を立てて力を抜いて吸い込んで骨盤から相手の頸(光背)を通すように返す。
   軸を立てて弛める時にガワは動かさない。
   吸い込みの方向によって返し方、返り方が変わる。
   骨盤が自由に動かないと技にならない。(骨盤時計やたまたま、六方円など)
   一度、動きを分解してやってみる。(前後方向や横方向など)
   指、手首、肘、肩を柔らかく使う。(波打つように)
   
・(立位)横から押してもらい、それを返す。
  →押す方は相手の中心から反対の肩や向こう側まで押す。
   軸を立てて、力を抜いて吸い込む。
   足の裏で相手の力を感じる。
   相手に伝わる、身体の開きや向きを感じる。
   重心を相手側の足に移すのが難しい。
   歩法の金魚売り。
   足を継ぐ時に身体の中を寄せる。(足首、膝の使い方)(平起平落や膝の中心)

今回は吸い込みの難しさを再認識しました。

# by aiki-therapist | 2023-10-26 01:50