2011年 08月 15日
「茶のしずく石鹸」アレルギー被害。
昨年までの商品に含まれていた小麦由来成分によるアレルギー被害が拡大している。
販売元の「悠香(ゆうか)」(福岡県大野城市)が5月に自主回収を始めてから、
全国の消費生活センターに寄せられた被害相談は400件を超え、重症例も相次いだ。
同社の注意喚起が不十分との指摘もあり、大阪などでは被害対策弁護団が発足、
集団訴訟も視野に実態調査に乗り出した。
■一時意識不明も
厚生労働省によると、原因物質の可能性があるのは、茶のしずく石鹸に含まれていた
保湿成分「グルパール19S」。小麦に酸を加えた「加水分解小麦」と呼ばれる原料の一種だ。
グルパールは他の加水分解小麦と比べ分子サイズが大きいといわれる。
サイズの大きい物質のほうが免疫反応を引き起こしやすいため、
利用者の皮膚などから体内に吸収された際に小麦アレルギーを誘発。
その後、パンやうどん、パスタなどの小麦製品を食べると、アレルギー症状が出るようになった
とみられている。
国民生活センターなどによると、茶のしずく石鹸によるアレルギー症状には
顔や目の回りのかぶれといった皮膚障害のほか、全身のかゆみや呼吸困難など、
重篤な症状となるケースも少なくない。兵庫県赤穂市の女性が重体になるなど、
急性アレルギー反応(アナフィラキシー)を発症して一時意識不明になった人も
複数いるという。
以上引用終了。
この記事で気になったのが、洗顔としてしようされていた石鹸で
アレルギーが生じたことです。
文中にもありますが、このことからある成分が皮膚から吸収されることが
あるということだと思います。
もしお使いの方がおられましたら、すぐに使用は中止し問い合わせを
して頂いた方が良いと思います。
皮膚に触れるものにも、もう少し注意を払いたいです。
市販されている湿布薬などにも強力な成分が含まれているものもあります。
簡単に手に入るだけに、自分の身は自分で守るということも
大切かもしれません。
by aiki-therapist
| 2011-08-15 01:51