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TPPについて。

TPPの議論に参加すろことを表明することになりましたが、

TPPのメリット・デメリットを考えてみました。


  以下引用


悪い変化の可能性の具体例を挙げますと

公的医療制度の崩壊。(手術・入院で数百万円・お金の無い人は治療が受けられなくなる。)
生産性の低い正社員の大量リストラ・非正規雇用の増加。
採算の合わない工場の海外移転加速とそれに伴う大量失業。
公共事業の入札への外資参入による地方の経済疲弊。
エネルギー・放送・通信・鉄道・航空・貨物・武器等の基幹産業の企業を外資が買収可能になる。
郵貯・簡保・共済を外資に買収され、その資金(数百兆円)の運用権を握られる。
(その他の金融機関・保険会社も今以上に買収のリスクに晒される。)
(関税の撤廃による)第一次産業の衰退とそれに伴う失業と食料安全保障の危機。
総GDPは効率化により増えるかもしれないが、経済格差や生活の質(特に医療面で)が悪化する可能性大。
などになります。

TPPによる良い(と言われている)変化の可能性の例を挙げますと

様々な分野での構造改革の起爆剤になる。
外交上、アメリカとの関係がより緊密になる。(より強い隷属という形で。)
海外進出を進める多国籍企業にとって大きなビジネスチャンスになる。
労働市場において、本当の能力主義が育つ可能性が高くなる。
外資のベンチャーキャピタル等から投資を受けて、新しい事業が生まれる可能性が増える。
選挙を通じては成し得ない、様々な社会保障費(医療・介護)の削減を「外圧」を理由に断行できる。
既に「社会の公器」という理念を忘れかけている電力・マスコミ業界を競争に晒して原点に立ち戻らせる。
などが考えられます。

TVや新聞では農業が衰退して、工業が発展するから日本経済としては全体的にプラスになるという
イメージで報道されることが多いです。しかし、実際にはそれよりはるかに大きな範囲で、日本の
経済・社会・文化のカタチを変えてしまうほどの変化をもたらしかねないのがTPPです。


  引用終了


国内の農産業が衰退し、産業の空洞化が進み・・・

となると、日本ではどんな産業で国益を上げていくのでしょうか。

国益は上がったとしても、日本人が働くところがどんどん減っていくような気がするのですが。

どうなるのでしょうか。
by aiki-therapist | 2011-11-12 00:56