2023年 12月 31日
当ブログについて。
合気道の稽古やボディーワーク(呼吸動作研究会)での感想やまとめを書いています。
師匠の教えの一つに「違うジャンルの事でも共通する身体の使い方であれば間違いじゃない」
というのがあり、”合気との共通項を他のジャンルから見出してきたもの”も書いています。
また、医療や社会で起っている事に関しても書いていけたらと思っています。
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2023年 05月 18日
ムドラと指の重要性。
入れるは沈、抜くは浮のイメージ?
抜くの時はお風呂で表面張力を感じるようなイメージ。
緩んで落ちると入る。
・師匠に立位でムドラと「付ける、入れる、抜く」で技をかけて頂く。
→微妙な指の伸び、張りで技の効きが変わる。
ムドラで手を動かさない事で体内操作がよくわかる。
・1 ハーキニー・ムドラ
→付ける、入れる、抜くと呼吸を合わせる。
指への微妙な圧のかかり具合の変化を感じる。
手を回転させて肘の中を変化させる。
肩、肘の位置を変えて力が抜ける所で付ける、入れる、抜く。
六方円のボックスやパドリングと合わせてみる。
・2トリムールティ・ムドラ
→股関節に指先を入れる。(座位の方が良い)
骨盤時計3時9時、12時6時。
腹、中心、仙骨に付ける、入れる、抜く。
・3ダルマ・プラヴァルタナ・ムドラ
→親指を伸ばす、手首を決める。
・4パドマ・ムドラ
→花と蕾を意念でする。
左右に開いたのをイメージすると手の甲に意識がいく。
・5ジェシュタ・シャリーラ・ムドラ
→肘の角度、伸びる方向。
肋骨、横隔膜との繋がり。
・6スワスティ・ムドラ
→天地人。手首の決まりを意識する。
・7ミーラ・ムドラ
→親指小指を寄せる。
薬指を伸ばす。
中指、人差し指を開く。
手の甲を丸くする。
・8マータンギー・ムドラ
・9ウッターラボディ・ムドラ
→指を組む深さを考える。
親指、人差し指を開く、伸ばす。
全体を引く。
・座位でハーキニー・ムドラを大体中央に入れて挟む。
→潰れないように労宮を虚にして手の甲を張る。
・孔雀のポーズに全部入っている。
2023年 04月 29日
想像以上に力は入っている。
・肩、鎖骨、デコルテ、頸の力を抜く。
・手の甲が硬すぎる。動いてない。
・触れられる以前に微妙な緊張が入る。
・接触面の皮膚で相手に伝わる。
・肩の周りの力が抜けないと肋骨は締まらない。
・くわえ込みが甘い。
・労宮の意識がない。手を均一に張るが出来てない。
・相手の後上方に先に付けておく。
・体操のタマタマ→相手を浮かし続ける。
・花と蕾→視線、自分の緩みを取る。
・身体の「裏」を使えるか。(肘の後など)
・何もしていない時にすでに腹に落ちていない。
→力が抜けていない。
今回は自分の身体の力が如何に抜けていないかを思い知りました。
肩の力を抜くだけでは不十分で、鎖骨や頸などもっともっと
中心に近い所も力を抜いて行かないといけないと感じました。
2023年 04月 29日
身体の全体を意識できる呼吸。
・世界遺産の絵をみる。
→始めにどこに視線が行くか。
見るところによって呼吸の入り方がどのように変わるか。
・<座位>身体全体を後ろに倒す、倒れる。
→身体と視線の関係は一定。
吸って吸ってで後ろに倒れて坐骨と後頭部でバランスをとる。
浮かそうとせず、浮きそうになるバランスを探す。
頸のうしろを伸ばす(アゴを引くのではない)
後ろに倒れる恐怖心で身体が緊張してバランスで無くなる。
・<座位>恥骨、尾骨、左右の坐骨を文字盤とした時計。
・<座位>合気のキテン、身柱、左右の肋骨の高さで時計。
・<座位>アゴ、盆の窪、耳の下の高さで時計。
・<座位>下腿中央や大腿中央を手のひらで挟み、負けない程度に押し返す。
膝を内に入れる力と、腕を外に押す力を拮抗させて余分な力を抜きながら
身体と視線を左右どちらかに向けて捻っていく。
後半、施術の練習など
・チャクラと呼吸。
→会陰(赤)、丹田(橙)、合気のキテン(黄)、膻中(緑)、
喉(青)、眉間(藍)、百会(紫)
・丹田と百会で上下の引き分け、呼吸で軸を伸ばす。
・自分も相手も骨が身体の中で浮木の様に浮く状態をつくる。
・離陸。
→正座している脚の底まで呼吸を入れて軸を立てて、浮木になる状態を創る。
相手の手、腕に沿わす。力が少しでも入ると沿わない。
腰が反り過ぎている。
吸い込んで伸びて位置をキープして緩める。
・鳥と亀。
→指を伸ばす。
労宮に寄せる。
・技をかけるときの自分の後、真ん中、前の意識。
相手との間、相手の前、真ん中、後、もっと後まで意識してかける。
→後ろから羽交い締めにされる技がわかりやすい。
・斜に構えた所から打つ。
→目で相手を吸い込む。
上下を意識して伸びることで頸の後が伸びて目が効く。
上手く伸びて力が抜けて打てると音が違う。
今回は下半身、足の裏の意識が無く呼吸が下まで行き渡っていなかった
事がわかりました。
軸を伸ばそうとしたり、上げようとするばかり下半身が疎かになっていました。
2023年 02月 27日
身体の弓を張る。
・<座位>現在、自分の呼吸がどの様に入っているかを確認。
→必要に応じて手を当てて確認してみる。
・<座位>片方の膝を上げて足の裏を地面から少し浮かす。
→呼吸に合わせて浮かす。
上げてから膝を内、外、真ん中と動かしてみて中心を探してみる。
・<座位>息を吸いながら軸を立てて、少し後へ倒れながら両足を浮かす。
→坐骨を感じながらロッキングチェアで重心を動かす。
腰を反らして固めて足を浮かさない。
重心を戻して足を戻す。
着地した位置で前後方向に3時9時をして膝の動きを確認。
・<座位>軸を伸ばして、片方の坐骨に重心を乗せる。
→右に乗せると右の胸に呼吸が入りやすい。
肋骨を右に突き出して右に移動すると左胸に入りやすい。
人によってやり方が様々なので結果も様々。
慣れてくると小さい動きで左右にゆらぐ。
・<座位>恥骨を12時、尾骨が6時、左右の坐骨をそれぞれ3時9時とした
時計板をイメージし反時計回りにまわる。
→何時のところを通過する時に円が崩れるか観察する。
反対回りで苦手なところを丁寧に通過する。
軸が伸びてくると百会で円をかける。(骨盤と一致する)
・<座位>合気のキテン、身柱の高さで肋骨時計をする。
→腰椎5番が入ることで、合気のキテンと繋がり横隔膜が浮く。
身柱と合気のキテンとの繋がり。
骨盤時計との繋がりが大事。(肋骨だけで動かさない)
・<座位>人中、脳戸、左右の耳の下の高さで時計。
→脳幹や頭蓋骨底を意識してみる。
頸椎や喉などの動きを意識する。
この高さまでくると動きが小さくなる。
施術の練習
・引っ張ると浮かすの違い。
→合気のキテンが使えてない、浮いてない。
・指で二点を取った時に中心が出来てない。繋がってない。
→師匠は触れた時に中心がある、繋がっている。
自分の「弓」が緩んでいるのでどの角度で相手が響くかがわからない。
今回は軸の伸びが足りないという事がわかりました。