2018.09.02 (日) センタリング・タッチ研究会

前回に続き今回も師匠の秘密基地にお邪魔して治療を見学させて頂きました。

・身体が変わって、心も変わる。

・体内操作を厳密に行うときとある程度意念でやっているときがある。

・相手の状態(心・身体)の状態を常に意識されている。

・備前焼のコレクションをみせて頂き、中心感覚の差を感じた。

・音楽で感覚が変わる

以上のように感じました。

治療においては普段、自分は体内操作と相手の身体のバランスを感じるので精一杯で

相手の深いところまで感じとれていなかったことがわかりました。

備前焼や刀を持たせて頂きましたが自分の中心感覚にあったものが集まってくるように思い

師匠との差を感じました。(当然ですが……笑)

BGMに関しては以前からチェンバロの良さについて師匠からお伺いはしていましたが、

そのときはあまりピンと来ていませんでした。

ですが、前回バッハのチェンバロをお聞きした後自分の好きなジャズと比べてみると

テンポはどちらも速いのにジャズでは力が抜けませんでした。

以下少しチェンバロについて


違い その2.「音の特徴」

チェンバロの演奏では、ピアノの演奏にはない「サッ」という音が聞こえます。これは、ジャックがジャック自体の重みで落ちる(ジャックが戻る時の)音がわずかに出るためです。(ジャックが戻る時は、プレクトラムが弦を回り込むようになっているので、再び弦が弾かれることはありません)

また、チェンバロ程たくさんの倍音(ばいおん:基本となる音の周波数の倍の周波数を持つ音)を含む楽器はない、と言われる程、チェンバロはピアノよりはるかに多くの倍音成分を含んでいます。
これもチェンバロの音の特徴で、チェンバロらしい音色を構成する要素の一つになっています。
ピアノはこの倍音をできるかぎり少なくし、純正の音のみをキレイに出せるように作られたと言われています。(強い音で弾いたり、ペダルを使用すると倍音が増えますが)

違い その3.「演奏技法」

チェンバロはその構造上、音の強弱を付けることができません。それが初期のピアノであるフォルテピアノの発明に至る一因にもなりました。
フォルテピアノは強い音(フォルテ)も弱い音(ピアノ)も出せる、そして音を長引かせるペダルもある、チェンバロにはない特徴を持った画期的な楽器だったのです。

チェンバロは、音の強弱ではなく、アーティキュレーション(それぞれの音の結び付け方や区切り方)や、アゴーギク(速度を速くしたり遅くしたりと微妙に揺らし、音の表情や動きに変化をつける技法)を駆使して、繊細なタッチとしなやかなリズム感を表現して演奏します。

上記の「多くの倍音成分を含んでいる」や「音の強弱を付けられない」といったところに

チェンバロの妙があるのかなと思いました。

磨き上げられた中心感覚で選び抜かれた数々の道具たち(剣、音楽、香り、仏像など)によって

全自動になるあの『場』が創られていることを実感した1日でした。
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もっと無意識に「なっている」状態にしないと^^;

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# by aiki-therapist | 2018-09-08 03:24 | 中心塾

体操の深さと体内操作。

2018.09.01 (土) 観照塾

・揺れないロッキングチェア。
 →前、真ん中、後ろの臨界点で吸って吸って緩めてはく。
  肩、肘の力が抜けると腕は真下に向く。(抜けていないと身体と並行になる)
  首の後ろを伸ばして力を抜く。
  外側は動かさず中を動かす、伸ばす。

・天地人。
 →恥骨、仙腸関節を挟むようにしながら横にずらす。
  両方がきっちり寄るとそんなに横揺れしない。
  労宮を中心に母指球、小指球を寄せて中指を伸ばす。
  中は肩井から陰経を通って足に落ちていく。
  両手を挙げるときは特に恥骨、仙腸関節が寄ってからを意識する。
  手を伸ばすよりも、肋骨と肘を伸ばす意識。(肘は微妙に伸びきらない)

・両手持ちで中を伸ばして相手に入れる。
 →中からの力が労宮を通って飛んでいく。
  いく瞬間に首と腹直筋が縮むと透らない。
  首(後頭下筋)の伸びで労宮を虚にする。
  
・仙腸関節を意識してデンデン太鼓。
 →仙腸関節で動くために首が伸びているか。
  肩、肘は脱力。
  仙腸関節の動きと呼吸、横隔膜。

・上下を加えたでんでん太鼓。
 →呼吸と中の伸びで上に振り上げる。
  首、中を伸ばすと大椎に当たる。
  手で当てに行くと肘の位置が狂う。
  中が伸びる肘の位置。(中から伸びるからその位置になる)
  中を伸ばして、膝は伸ばさない。

・五指の伸展と合気の腕。
 →五指が均一になるように調整すると前腕も均一になる。
  肩、肘が抜ける位置へセンタリングし続ける。(センターを決めてしまわない)
  中を緩めずに最後までついて行く。

・仙腸関節の動きで合気をかける。
 →中の伸びと光背の意識。

・鳥と亀
 →首の後ろを伸ばして労宮を虚にして動く。
  労宮を中心に動くと手が身体をこすり続ける。
  肩甲骨と肋骨、横隔膜の動き。
  首を伸ばしたまま緩める。

・後ろから羽交い締めにされて技をかける。
 →鳥と亀とロッキングチェアでかける。
  首の伸びとロッキングチェアで相手の後ろまで透す。
  肩甲骨をしっかり動かす。

・相手の両肩を持って後ろに落とす。
 →相手に鳥と亀の動きを誘導する。
  手だけでなく、自分の体内操作を相手に伝える。
  中を伸ばしたままかける。
  労宮虚で力を手の力を抜く。(センタリング・タッチ)

・折れない腕を切る。
 →相手の首を切る方向と自分の手の垂直のベクトルの合成。
  相手の皮膚の緩みをとる。(縦と横)
  直刀ではなく反りがあるから緩みが取れる。
  色々なベクトルは首の位置が決まって中が伸びていると感じる。
  だんだん峯、谷がみえてくる。
  労宮中心の引きと攻め。中指中心で反りを持って伸びる。

今回は体操の奥深さを感じました。

もっと外側で動く感じを無くして中を動かさないといけないと感じました。

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# by aiki-therapist | 2018-09-06 03:54 | 観照塾

指を張る、伸ばす。

2018.08.25 (土) 観照塾

・合気養成ギプスをつけて労宮の裏を押さえてもらう。
 →まず張らずに労宮に集める、馴染む。
  労宮を抜かずに指を張る。
  指を張りながら肘の中まで抜く。
  手首を決めて方向を合わせる。

・片手持ちで親指から順番に相手の中に入っていく。
 
・備前玉を持って孔雀のポーズ。
 →労宮虚で指を伸ばす。

・お互いに五指を合わせて相手に入れる。
 →労宮虚と指先の意識。

・肩を五指で包んで持って合気をかける。
 →五指を均一に使う。
  相手を浮かせる方向に軸を伸ばす。(自分だけの軸ではない)
  
・合気上げから切り。
 →指先を上に向け過ぎると肩に力が入る。
  中心へ寄せながら落とす。

・片手持ちで合気上げ、切り。
 →仙腸関節で動く。
  
・折れない腕を切る。
 →皮膚の緩みをとる。
  当たる瞬間に緩みをとる。
  始めはきっちり呼吸に合わせて行い、後からはイメージするだけで
  身体の中がその通りに動く。(意念)

今回は
 ・指を張りながら肘などの力を抜く
 ・労宮虚で指がしっかり伸びていないと肩の力が抜けない
 ・丁寧に体内操作をしておく事でイメージしただけで中がその通りに動く
 ・仙腸関節が動いていない

ということを感じました。
仙腸関節で動く感覚が今まで太すぎたという事がわかりました。
足の指を反らして仙腸関節で動く状態で水車勢、捻りこみなどを練習しようと思いました。
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こんなもので伸ばしても意味はありません。笑

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# by aiki-therapist | 2018-08-29 00:37 | 観照塾

不思議な分け目。

2018.08.04 (土) 観照塾

・できるだけ動かずに合気をかける。(前と内へ圧をかけてもらう)
 →相手の圧を呼吸で返していく、アイソメトリック。
  いかに力で支えず呼吸、姿勢、バランスで支えるか。
  技をかける事を意識せずに外力(負荷)で自分を整えるくらいの気持ち。

・片手持ちで合気をかける。
 →薄筋と後頭下筋が繋がってからでないと力が抜けない、指先まできまらない。
  骨盤と手(肘)であやとり呼吸法。
  後頭部の意識とより目。

・肩を手で包んで合気をかける。
 →自分の中が浮いていないと相手を浮かせない。
  軸の伸び、浮きが労宮に表れる(労宮虚)
  労宮が虚になっていると五指が自由に使えて相手に付いていける。
  自分の中心で相手との緩みをとって手の内の緩みをとって待つ。
  緩んで来たのに対して付いていくだけ。

・片手持ちで相手の手に巻きつけて合気をかける。
 →労宮を中心にいろいろな引きと攻め。(親指と小指、掌側と背側など)
  蕾の手、線香花火。

・胸ぐらを掴まれて合気をかける。
 →ロッキングチェアでバランスをとる。
  薄筋と後頭下筋を繋げて伸ばす。
  相手の右手と左手を中心へ寄せるように体内操作。
  自分の身体の厚み、奥行きを使う。

・片腕の手首と肘のあたりを持ってもらい合気をかける。
 →分け目をどう作るか。
  相手にくれてやるの精度。
  労宮を中心に細く吸い込む。その軸を相手に持たせる。
  労宮中心に親指から小指まで順番に決めていく。

・片手持ちで自分と相手の間で攻める。
 →分け目が自分の身体や相手の身体にない難しさ。(空間の分け目)
  労宮から細く抜いて自分と相手が一体とならないと出来ない。
  自分、中心(相手と自分の間)、相手のセンタリング。

今回は
 ・薄筋と後頭下筋が繋がって軸が伸びる。
 ・労宮を中心とした引きと攻め。
 ・労宮を中心に五指をきめていく、使う。
 ・労宮から吸い込んで、細い中心を作って相手にくれてやる。

以上が大事だと感じました。
特に一番最後の技は自分の軸を細くして相手と相当一体にならないとできないと感じました。
自分と相手の隙間に分け目があるのが不思議な感覚でした。
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色んな分け目がありますね。

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# by aiki-therapist | 2018-08-07 00:59 | 観照塾

2018.07.28 (土) 観照塾

・離陸、膝の上でタマタマ、相手を浮かしてから仙腸関節でズラしていれる。
 →合気の基本となる技。現状認識。

・前腕を両手で持ってもらう。
 →呼吸で手を浮かして最低保証。
  肩が抜けると肘の位置が変わり、肘が変わると手首が変わる。
  相手の両手をズラしてとることによって分け目が生まれ、一つにまとめられる。
  自分の丹田に落としながら緩みを取らないと、複数のベクトルを合成して攻めれない。

・「へ・タ・レ」尾骨と後頭骨でブリッジ。
 →肩と膝の抜ける位置。
  肘と丹田(腹)が繋がる位置=雷刀の位置。
  吸って、緩めて、吐く。では後頭下筋が決まらない。吸って、吸ってが大事。

・ヨガのポーズの基本。
 →薄筋と後頭下筋を繋げて倒れていく。
  手で身体を支えない、手は浮かせられる。
  孔雀のポースの最後、無形以前の途中、ローズちゃん等と同じ。

・後頭下筋と薄筋が繋がった状態で合気をかける。
 →薄筋と後頭下筋が繋がって軸をタルませず力を抜くと瞬間に峰、谷が生まれる。
  
・片手持ちで合気をかける。
 →労宮を中心に引きと攻め。
  入れるときも抜くときも常に引きと攻め。
  引きと攻めをして相手の反応によってその割合が変わり、入れる・抜くになる。
  相手の力を自分の中心で攻めて返しておく。(軸ができていると勝手になる)
  
今回は

・薄筋と後頭下筋が繋がって軸が出来ているか。
・吸って、吸ってで後頭下筋と繋がる。
・「臨界」には
 1、関節の緩みが取れる臨界。
 2、丹田・腹との繋がりが切れるか切れないかの臨界。
 3、薄筋・後頭下筋との繋がりでの臨界。があるように感じた。
・労宮を中心とした引きと攻めを常に感じる。

ということが大事だと感じました。
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色々な軸がありますね。

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# by aiki-therapist | 2018-08-01 01:02 | 観照塾